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考えていること
こうなりがちです
基幹系システムとは、本来こういうものであると考えます。

企業がビジネスを遂行するために不可欠な主要業務を処理するシステムを
基幹系システムと呼びます。例としては、銀行での勘定系システム、
一般企業での生産管理システムや販売・在庫管理システムなどです。

この基幹系システムで、最も重要なのは何でしょうか?

使いやすい画面や、工夫された便利な機能でしょうか?
それらも重要なことですが、それが一番ではありません。
最も重要なのは、企業が日々のビジネスを行う中で生成され、
更新されるさまざまなデータです。企業のビジネス活動を写し取ったものがデータであり、企業はそれを使って受注、生産/サービス構築、納品/サービス提供、請求などの業務を行います。

そのため基幹系の情報システムは、ビジネスの事実を正確に捉えて
全社で共有すべき最も重要な情報(データ)を記録し、
保管・維持、提供することが最重要なことなのです。


これができて初めてそれらを組合せての便利な機能や、見やすい画面、
事実をコンパクトにまとめて経営層に示す帳票などを作ることが出来るのです。

現実は、こんなようになってしまいがちです。

基幹系システムに継ぎ足しが繰り返されてしまい…。

ユーザ部門等から機能の変更要求や法制度の変更等への対応のため、基幹系システムに対して機能の追加・変更が繰り返され、その結果として基幹系システムに継ぎ足しが繰り返されてしまい、全体が見通しにくくなっている。
その結果ブラックボックス化が進み、改修は過去からの担当者以外では対応できないという属人化を招いたり、既存の担当ベンダー以外では対応できなくなっている。担当者も定年が近づいてきており、将来が不安である。

ほんの少しの変更をしようと思っただけなのに…。

機能の追加・変更を早く安全に行なうために、下図のように本体に手を加えず継ぎ足しを繰り返すと基幹系システムで最重要なデータが、あちこちに複製として存在したり、一部加工を加えた派生データが発生し散在してしまう。
こうなると、どれが本物のデータ・大元のデータなのかが分かりにくくなり、システムの変更をしようとしたときに、調査や確認の作業がまず最初に必要となる。
この作業が結構な量になっている。
また、大元のデータに少しでも変更を加えようと(例:データの項目追加)すると、
その影響範囲はとても大きく、システムの変更には想像をはるかに超える多額の費用と長い時間がかかってしまう。「ほんの少しの変更をしようと思っただけなのに、こんなに費用や時間がかかるとは本当に信じられない」ということになっていませんか?

基幹系システムへの機能追加を繰り返した結果のシステム構造
※同じ色のデータは複製、類似色は派生データを表します。
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